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公式ブログパーソナルトレーニング

2022.08.16

【部分痩せは可能?】パーソナルトレーニングで部分痩せは出来るのか!?

 

こんにちは。

京都のパーソナルトレーニングジム「パーソナルラボR」の雛元です

 

ダイエットして痩せたけど二の腕がプルプルしてる。

お腹だけが引き締まらない。

トレーニングをしているけど痩せたい部分が引き締まらない。

このような事は無いでしょうか?

もしかしたらそれは間違ったトレーニングやダイエットをしているからかもしれません。

 

今回のブログでは部分痩せは可能か不可能かという事についてお話させて頂きます。

結論から言うと…

 

 

部分痩せは可能です!

 

正確には痩せたい部分を引き締めていくことになります。

身長160センチ、体重100kgで…体脂肪率が40%…このような数値の方で、お腹だけ割れているといった極端な事は不可能ですのでご了承下さい。

 

※引き締まらない理由や原因等はどうでも良いから、部分痩せのポイントだけ知りたい方は1番下に「まとめ」があるのでそちらから読まれることをオススメ致します。

 

 

では今回のブログは部分痩せを成功させるポイントと痩せたいところが引締まらない原因についてご説明させて頂きます。

 

 

 

部分痩せが出来ない人の原因

まずは結論からです。

①痩せたい部分の筋肉が上手く動かせてない。

②身体が硬すぎる

③カロリー計算が出来ていない。

 

ではその理由を見ていきましょう。

 

 

筋肉が上手く動かせてない

これは柔軟性も影響しますが、普段から筋肉が動いてない・上手く使えていない部分は脂肪が増えやすい傾向にあります

 

なぜか?

以前のブログでもご説明しましたが身体が動いていない時間(不動)状態が24時間続けば筋肉減少し、その部分に脂質が入っていく事が解っております(※1)うまく使えていない部分は不動に近い状態になり、脂肪がつきやすいということになります。

 

そして近年ではトレーニングを行っている部分の血流促進・脂肪分解が促されているという研究結果も出てきております(※2)

 

 

身体が硬すぎる

上記で挙げた部分とは別の角度から見ても、身体が硬いことは痩せるという事においてマイナスとなります。

 

 

なぜか?

身体の脂肪が燃えるときは、エネルギーが不足した際に脂肪動員と言う現象が起き脂肪酸が血中に移動し、そこから体の各組織に運ばれ燃焼していきます(※3)

その際に血流が悪いと脂肪酸が様々な組織に運ばれにくくなり、脂肪の代謝が悪くなります。

体が硬いと血管が圧迫され血流が悪くなり、血行不良から硬い部分は脂肪燃焼の作用が悪くなります。

またトレーニングをしていても筋肉の仕事量は力(負荷)×移動距離なので…
筋肉が上手く使えていないと、移動距離が少なくトレーニングをしていても消費カロリーが少なくなってしまいます。

 

 

そもそも食事バランスがダメ

食事とトレーニングのバランスが悪い場合は単純に痩せません。

 

なぜか?

脂肪を燃やしていこうと思えば、上記で挙げた「脂肪動員」という現象を起こす必要があります(※3)

脂肪動員を起こすためには身体の中でエネルギー不足の状態にさせる必要があります。しかしカロリー計算がマイナスカロリーになっていない場合は脂肪動員が行われず、全体の脂肪減少が行われないため痩せたい部分を引き締めてくことも難しいです。

 

 

部分痩せを行うために

 

 

原因が解れば対策です。

痩せたい部分をしっかり動かす

上記でも書きましたが、近年にはトレーニングを行っている部分が血流促進脂肪分解が促されると言う研究結果が出ております(※2)そして身体が動いていない状態が24時間続けば筋肉内に脂肪が入ってしまう事も解明されております(※1)

そのことを踏まえると、痩せたいと思う部分はしっかりと運動、トレーニングで動かしてやると脂肪燃焼を見込めます。

 

 

ストレッチで柔らかい身体を

筋肉の動きをしっかりと出すためにはストレッチを行い柔軟な体を作っていくことが効果的です。

またストレッチは筋肉を柔軟にしていくものですが…筋膜や骨の動きが悪い方は先にその部分を改善する必要があります。

筋膜へのアプローチにはグアシャ。骨の動きを良くするためにはドロップベットによる整体術を行うのが効果的です。

 

 

 

運動と食事のバランスを

この部分に関しては部分痩せがどうこうというよりダイエットの基礎になります。

 

「摂取カロリー」-総消費カロリー」=マイナスカロリー

 

上記のようにになっていない場合、基本的に脂肪は落ちてくれません。ですのでしっかりとしたトレーニングで総消費カロリーを増やし、きちんとした食事で摂取カロリーを抑える必要があります。

 

 

今回のまとめ

 

痩せたい部分はしっかりと動かす。

痩せたい部分をしっかりとトレーニング等で動かすことは、脂肪燃焼の効率を高めます。

トレーニングだけでなくストレッチも大事。

柔軟性が低く身体の動きが悪い部分は痩せにくくなってしまいます。

食事がダメだとすべて台無し。

部分痩せだろうと何であろうとダイエットにおいてはカロリー計算が重要なので、きちんとしたバランスの食事が重要になります。

 

今回のブログはここまでとなります。

読んで頂きまことにありがとうございます。

 

 

参考文献

(※1)
順天堂大学「24時間の不活動により筋肉に脂質が蓄積する」

(※2)
Bente Stallknecht「Are blood flow and lipolysis in subcutaneous adipose tissue influenced by contractions in adjacent muscles in humans」

(※3)
大隅隆「脂肪の代謝とその調節」

 

 

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