こんにちは。パーソナルトレーニングジム「パーソナルラボR」の雛元です。
紳士的なスポーツであるゴルフ。
パーソナルラボRのお客様の中にも「ゴルフが趣味」「仕事の付き合いでゴルフに行く」という方が多々いらっしゃいます。
今回はゴルフが好きな方や、ゴルフで今よりレベルアップしたい方へオススメな…トレーニングをご紹介していきます。
またゴルフを上達する為にパーソナルトレーニングを受ける際に、どのようなパーソナルトレーニングを行うトレーナーを選べば良いか?
この部分もご紹介致します。
今回のブログを見て是非ゴルフを上達させて下さい!
ゴルフに必要なトレーニング
ゴルフに必要なトレーニングは何か⁉
まずはこの部分を説明していきます。
ゴルフの実践的なトレーニング
まず1つ目にして絶対的に欠かせないのトレーニングは、「素振り」「ラウンドを回る」等の実際のゴルフでのトレーニングです。
ものすごく当たり前ですので、ここでは省きます。
ストレッチ
身体が硬いとフォームも小さくなり、スイング時のダイナミックさも無くなり…ボールを打つ際に上手く力が伝わりません。
そうならないように身体の柔軟性を高める必要があります。
※今回のブログは飛距離アップ・ゴルフの上達のトレーニングなので、ストレッチについては後日ブログを書いていきます。
筋力トレーニング
次に重要なのは筋力トレーニングです。
筋力トレーニングといっても腕立て伏せや腹筋運動等の自重トレーニングではなく、バーベルやダンベル等を使って行うウエイトトレーニングです。
現役のゴルファーではブライソン・デシャンボー選手が、PGAツアー中にコロナによってツアーが中断された期間中に筋力トレーニングでのフィジカル強化を行い…その後全米オープン優勝を優勝したことは有名です。
では何故筋力強化がゴルフを行う上で有効なのか?
「筋肉をつければ動きが遅くなりスポーツには不利」
「筋トレでつけた筋肉は見せるための筋肉でスポーツでは使えないから」
昔はそんな風に言われていましたが…今現在はスポーツを行う人にとって筋力トレーニングは必須です。
ゴルフに限らず、どんなスポーツ競技においても絶対に欠かせない物に筋力トレーニングはなっております。
その理由は…パワーが増えるからです。
パワーとは?
パワーとは「重さ」×「速さ」=パワーです。
ゴルフでパワーが必要になるのは、スイングの時です。
ゴルフクラブをボールに当てるときにパワーが高ければインパクトが強くなりより大きい力がボールに伝わり飛距離が出ます。
重さを増やそうとすれば脂肪でも良いので体重を増やすというのも有りですが…
それでは「速さ」が落ちてしまい結果的にパワーがあまり増えません。
しかし脂肪より筋肉の方が重さは重く、大きな力も出してくれるので、筋肉を増やせば自然と飛距離アップ・ゴルフの上達に繋がります。
ゴルフの為に筋トレで鍛えるべき部位
ではゴルフが上手くなるために鍛えていく部分はどこが良いかをお伝え致します。
実際の筋力トレーニング
ゴルフにオススメなウエイトトレーニングの種目をご紹介致します。
①下半身全般
下半身の強化はスイングを安定させるために必要不可欠です。
下半身のトレーニング
まずはスイングの安定やダイナミックさに繋がる下半身のトレーニング種目のご紹介です。
バーベルスクワット
トレーニングの王道となる種目です。
スクワットは下半身の様々な筋肉を鍛えることが出来ます。
スクワットを行う際はしっかりと膝を曲げお尻を床近くまで落とすことでゴルフでスイングを安定させるのに必要な…
・大腿四頭筋
・大殿筋
・ハムストリングス
上記の筋肉を鍛えていく事が出来ます。
ルーマニアンデッドリフト
こちらも下半身を安定させてゴルフのスイングの安定させる筋肉を鍛えることが出来る種目です。
さらには脊柱起立筋や広背筋といった背中の筋肉も鍛えることが出来ます。
下半身のトレーニングとしては…
・大殿筋
・ハムストリングス
といった下半身の後面の筋肉を鍛えていく事に特化した種目です。
上半身のトレーニング
次にスイングを行う際の上半身の回転に必要な筋力トレーニング種目をご紹介致します。
ゴルフのスイングは「肩関節内転」という動きや身体の「回旋」という動きが行われるため…
この2つの動きに関わる筋肉をつけていく事が重要になります。
「肩関節内転」は胸や背中の筋肉。
身体の「回旋」はお腹の筋肉。
上記が重要となります。
まずは胸の種目
胸の筋肉はゴルフにあまり関係なさそうに思えますが、ゴルフのように捻じる動作があるスポーツでは大変必要となります。
胸の筋肉は「大胸筋」を鍛えていき大胸筋中部と大胸筋下部を鍛えることが大切です。
ベンチプレス
胸を鍛える種目の王道と言えるトレーニング種目です。
この種目はウエイトトレーニングの「BIG3」と呼ばれる種目の1つで高重量を扱うことが出来るので、大胸筋(中部)に筋肉をつけるためには最適な種目です。
ケーブルクロスオーバー
この種目も胸の筋肉を鍛えていく種目となります。
ケーブルクロスオーバーはやり方によっては胸の上部や中部も鍛えることが出来ますが、基本的には大胸筋(下部)を鍛えるための種目となります。
ここからは背中の種目をご紹介いたします。
③背中の筋肉
背中も胸と同じくゴルフのスイングに大きな影響を与えます。この背中の筋肉を鍛えておくこともゴルフには必要です。
背中の筋肉をトレーニングする際には広背筋を鍛えていく事がゴルフの上達に繋がります
ラットプルダウン
背中の筋肉を鍛える種目となります。
この種目は背中の筋肉である広背筋を鍛えていく種目となります。
ベントオーバーローイング
こちらも背中の筋肉である広背筋を鍛えていく種目です。
バーベル、もしくはダンベルで行います。
最後は腹筋です。
ゴルフにおいて腹筋はお腹の正面にある「腹直筋」も重要なのですが…
お腹の横側にある「腹斜筋」が最も重要となります。
④お腹の横の筋肉
上記に挙げた下半身や胸・背中の筋肉より、筋肉の大きさ自体は小さいですが、ゴルフのスイング時にとても使われる筋肉です。
とても使われているので、ここも鍛えておけばゴルフ上達・飛距離アップの近道になります。
お腹の筋肉は外腹斜筋・内腹斜筋の2つの筋肉を鍛える事が重要になります。
サイドベント
この種目はお腹の横の部分である腹斜筋を鍛えていく種目です。
こちらの種目は恐らく腹斜筋に最も効果的な種目であります。
筋力トレーニングについては以上のようなものがゴルフの飛距離アップにおいて絶対必要となります。
今回ご紹介したトレーニングを行い、ドライバーの飛距離を伸ばして下さい!
そしてゴルフの飛距離アップにおいてはストレッチも非常に重要になります。
ゴルフの飛距離アップに必要なストレッチは次回ご紹介しますので、よろしくお願い致します。
※ゴルフの飛距離アップに必要なストレッチはコチラ
パーソナルトレーナーの選び方
実際にゴルフが上達するためのパーソナルトレーニングを指導してもらうパーソナルトレーナーの選ぶ時のポイントをご紹介していきます。
身体の解剖学的なトレーニングが指導できる
自分自身の経験はパーソナルトレーナーとして必要ですが、自分だけの経験からくる感覚的な筋力トレーニングだけではなく、解剖学的に正しいトレーニング指導できるパーソナルトレーナーを選ぶと、どのような方でもゴルフが上手くなる可能性が高いです。
ストレッチも行えるパーソナルトレーナー
ここまではゴルフを上手くなるための筋力トレーニングの必要性を書きましたが、ゴルフを行う上では身体の柔軟性はものすごく必要となります。
柔軟性がないとゴルフを行う際にスイングが小さくなりダイナミックなスイングが行えず、パワーが上手くボールに伝わりません。
また柔軟性が低いと上腕骨内側上顆炎(通称ゴルフ肘)になる可能性も出てきます。
上腕骨内側上顆炎(通称ゴルフ肘)になるとゴルフだけではなく、日常生活まで不自由になり痛みのある生活になってしまうので、ゴルフを上達するためにパーソナルトレーニングを考えている方は…トレーニングだけでなく、ストレッチ指導、欲を言えば筋膜・靱帯も柔らかくすることが出来るパーソナルトレーナーを選ぶことをオススメ致します。
骨の矯正を行える
上記ではストレッチ指導が出来るパーソナルトレーナーもオススメ出来ると書きましたが、ストレッチだけでなく骨のズレも治せる事の出来るパーソナルトレーナーだとなお良いです。
身体の背骨である「椎骨」
この椎骨の横突起に左右のズレが出来てしますと…
片方は大きく身体を回せるのに、反対側は回せない。
というようなズレが起き、これがゴルフのスイングのバランスのズレにも繋がってしまいます。
ですので背骨のズレも改善できるパーソナルトレーナーを選ぶと心強いかと思います。
もし全ての事が1人ではちょっと…
という場合は、ウエイトトレーニングは「パーソナルトレーナー」ストレッチ・骨の矯正は「整体師」というように別々にお願いすることもオススメ致します。